バイオリンの触って良い場所・ダメな場所

楽器の仕組みを習うまでは「触ってはダメな場所」に注意

当レッスンでは、楽器の仕組みを学ぶまでは「楽器の中央にあるパーツには決して触らないように」とお伝えしています。

バイオリンは繊細なバランスで成り立っている楽器なので、おもちゃを扱うように引っ張ったり回したりいじっていると、不具合を起こしたり、場合によっては破損することもあります。

最初は「バイオリンの中央にあるパーツ」には触らないよう注意しましょう。
  

バイオリンの「触ってはダメな場所」

バイオリンの「触って良い場所」

ではバイオリンを取り出すときやしまうときは、どこを触ったら良いかというと、ネックをしっかり握ってください。

キリンの首のように長い部分を文字通り「ネック」と呼びます。

このとき、上で「触ってはダメ」と説明していた弦を触ることになりますが、ネックを握るときに弦を触るのはOKです。むしろ楽器を落とさないようしっかり握ってください。

「バイオリンを傷つけてはいけない」と思うあまり、遠慮がちにそぉーっと握る人もいるのですが、これは逆効果。落とさないよう、グラグラしてぶつけないよう、しっかり握っておいたほうがいいのです。

バイオリンを扱うときの注意

バイオリンを扱うときの注意は3つ。

  • 落とさない
  • ぶつけない
  • 振動を与えない

 

それぞれの詳しい理由はレッスンで学んでいきます。

難しいことではありません。バイオリンを取り出したり閉まうときは、赤ちゃんのお世話と同じです。赤ちゃんを抱きあげたり下ろすときにドスンと衝撃を与えたりしません。優しくそっと扱いますが、でも赤ちゃんを落とすことのないよう掴むべきところはしっかり力を入れているはずです。

バイオリンも同じように、ドスンと衝撃を与えるのではなく、優しく取り出して優しく下ろします。持っているときは落とすことのないようしっかりネックを握っておきます。

楽器の扱い方から習うから大丈夫

バイオリン習う前から楽器の知識が豊富な人はいません。楽器のことが分からなければ扱い方も分からなくて当然です。

レッスンでは、最初に楽器の仕組みを知って、楽器の準備・片付けのやり方もすべて練習します。正しいやり方や、なぜ触ってダメなのかの理由までしっかり理解できれば、楽器を安全に使えるようになります。

バイオリンは、子どもの習い事としては「興味があっても手を出しにくい」楽器です。楽器の知識がないと扱ってはいけないイメージが強く、経験者のいない家庭では躊躇してしまいます。

しかし、いちど仕組みを知って練習を始めてみると「思ったより庶民的な楽器」「思ったより身近な楽器」というイメージに変わっていくので、そのような参加者の声も多数あります。

バイオリンは、仕組みは単純に見えても細かいところに様々な技術が込められていて、とても奥深い楽器です。バイオリンのことが分かって慣れてきたら、だんだん専門的な領域にも興味を持ってくることでしょう。そうやって徐々に楽器の知識を習得していきます。6週間レッスンが終わるころには、以前と違って「演奏者の目」で楽器や演奏を観ている子どもの姿に気づくかもしれません。