バイオリン体験会(体験レッスン)
「これなら頑張れる!」と納得するためのバイオリン体験
不安は最初だけ、バイオリンは「やればできる」楽器
「バイオリンは難しい」「幼少期から始めないといけない」というイメージの強い楽器です。具体的に何が難しいのかよく分からないから不安になります。だから「子どもは『やりたい』って言うけど、続かないんじゃない?」「親にも楽器の経験がないからうちではできない」と消極的になるのも無理はありません。
でも実際は、自転車に乗るのと同様、練習すれば誰でも弾ける楽器です。
バイオリンに対して不安が大きいのは、子どもではなくむしろ保護者のほう。子どもは未知への挑戦が楽しみでたまりません。
挑戦する前から「できない」「無理」と否定しては、これからも挑戦することを諦めてしまいます。実際の練習を体験して「6週間なら頑張れるかな」と不安を解消するのがバイオリン体験会です。
バイオリン体験会(体験レッスン)の内容
バイオリン体験会では、本当にバイオリンの練習をします。バイオリンを弾く真似事の体験ではありません。未経験から曲を弾けるようになるための実際の練習なので「初心者は最初にどんな練習をするのか」が分かります。漠然と「難しそう」と思っていたものがクリアになるので「これなら頑張れそうだ」と納得してバイオリンを始められます。
では体験会でどんな練習をするのかというと、バイオリンの「持ち方」を練習します。バイオリンを習い始めたら誰もが最初に練習するのが「持ち方」です。遊びでガチャガチャ音を出すだけなら持ち方を気にする必要はありませんが、曲を弾くためには持ち方を覚えることは必須です。だから体験会では持ち方の練習をします。
バイオリンの持ち方は少し特殊で、普段の生活で意識しないような筋肉の使い方をします。高度な技術ではありませんが、体が慣れるまでに少し時間を要します。だから1回練習しただけではバイオリンの正しい持ち方はできません。
でも、バイオリンは姿勢や持ち方がとても大事な楽器です。姿勢が崩れたり持ち方が悪いと、綺麗な音が出ず上達も遅くなります。だからどこの教室に通っても初心者は必ず最初に「バイオリンの持ち方」を練習します。
バイオリンの持ち方を覚えることは、自転車に乗る練習と似ています。練習せず最初から自転車に乗れることはなくて、ほとんどの人は何度も練習をして少しずつ自転車に慣れていきます。バイオリンも、毎日少しずつ練習を続けることで体が持ち方を覚えていきます。
体験会では実際の練習を親子一緒に体験するので、家での練習のイメージもクリアになります。大人も「よし、これなら頑張れそうだぞ!」と納得できる機会です。
練習は子どもだけでなく、大人も
バイオリンは、「ドレミファソラシド」を弾くだけでも数週間の練習が必要な楽器です。最初は持ち方もできないし、正しい音も綺麗な音も出ません。一方で、誰でも練習すれば持ち方も分かるし、6週間で曲を弾けるようになります。
ただし、初心者のうちは高学年生でも大人のサポートを必要とします。たとえば、楽器を構えると10秒とたたないうちに姿勢が崩れるのですが、姿勢が崩れたことに生徒は自分で気づけません。姿勢が崩れたら、隣で客観的に見ている保護者が直します。とはいえ保護者もバイオリンを触るのが初めてなので、最初から完璧なサポートはできません。
バイオリンを弾くのは小学生本人ですが、体験会では保護者にもサポートの仕方を指導しています。家では体験会と同じ内容を練習すればいいのです。どんなサポートをするのかその一部を「姿勢のチェックポイント~バイオリン未経験の親でも、その判断でOK」でも紹介しているので参考にしてください。これから始まる6週間のバイオリン生活をイメージしてみましょう。
バイオリンの初心者は、高学年生であっても持ち方の習得まで大人の手助けを必要とします。体験会では、小学生1名に大人1名がかかりきりになります。
兄弟姉妹2名に対し大人が1名の場合は大人の手が足りず、兄妹姉妹2名が練習することが難しくなります。
絶対条件ではありませんが、上記の理由のため、兄妹姉妹2名が体験会に参加する際は、大人も2名でお越しいただくようお願いいたします。
体験会の各会場の定員・広さ・座席数に上限があるため受講者1名につき保護者1名のみの入室を前提としています。
保護者1名のほかに同伴の必要がある場合(例:低年齢児等)は、体験会前日までにレッスン事務局にご相談ください。家でも再現できる練習
体験会に参加して分かったつもりになっても、家に帰ると詳細を忘れてしまうことがあります。家でも同じ練習ができるよう、体験会ではいくつか写真を撮っておくことをお勧めしています。
「ここは写真を撮っておいたほうがよい」という場面ではいったん進行を止めて写真を撮る時間を設けますので、お手元のスマホで写真を撮っておきましょう。
見本になる写真があると無いとでは後々の練習のスムーズさが全然違います。あとで「やっぱり写真を撮ればよかった!」と後悔するくらいなら、その場では「必要ないかも」と思っても「ここは写真ポイント」と言われた場面で写真を撮っておくことをお勧めします。
バイオリン体験会の会場
バイオリン体験会の会場は、開催クラスごとに異なります。各クラスのスケジュールや体験会の会場の詳細は申込ページをご確認ください。
バイオリン体験会に参加した感想
【小学生】Q.体験会に参加してバイオリンに対するイメージはどう変わりましたか?
姿勢を始め、音を出す前に様々な知識と練習が必要だということを認識しました。やってみたらできるんだ!という自信と、バイオリンが身近な存在に思えてきました。
自分サイズのバイオリンを見て触って構えて、とても興味を持つようになりました。バイオリンを早く弾いてみたいと思いました。
姿勢を取るのがちょっと難しいけど、楽しい。頑張ろうと思った。
【保護者】Q.体験会に参加してバイオリンに対するイメージはどう変わりましたか?
基本を具体的に言葉で丁寧に教えていただき、バイオリンを弾くために大切なことがわかり、弾くイメージを描きやすかった。
参加前に考えていたより難しそうな楽器のイメージ&繊細な楽器なんだと認識しました。姿勢がこんなにも大事な楽器だとは思っていなかったので、大変驚きました。
姿勢など、集中して身につけようとしている娘の姿を見て、応援したいと思った。実際に触ってみて、以前より身近に感じた。
体験会に参加しなくても、レッスンは受講できます
体験会の参加は、レッスン受講の必須条件ではありません。すでに予定があったり遠方だったり、体験会に参加できない人でもレッスンの受講は可能です。
楽器の仕組み、準備や片付けはすべて初回のレッスンで練習します。楽器の準備をできるようになってから弾き始めるので、基本のスタートラインは全員一緒です。
体験会に参加せずレッスンを受講する場合は、体験会と同じ内容の臨時講習(オンライン・無料)をご案内しています。楽器がお手元に届いた後、体験会と同じ内容をオンラインで実施します。体験会に参加した場合と同じ条件でレッスンを開始できるので、どうぞご利用ください。
バイオリン弾いてみたいと思ったら、さっそく最初の一歩の行動を起こしましょう。6週間レッスンまたはバイオリン体験会に次のページでお申込みください。