初回レッスンの諸注意
レッスン前日までにZoomの準備
レッスン時はZoom操作についての指導はできかねます。音声が聞こえない、画像が届かない等のトラブルがあってもレッスンは先に進みます。Zoomでの受講に必要な以下の操作方法は、レッスン前日までにご確認ください。
- 音声のミュート/ミュート解除
- 雑音抑制(ノイズキャンセリング)機能の最小化
- ユーザー名を受講者名で表示
- Zoomに映る姿を確認
1.音声のミュート/ミュート解除
レッスン開始時は、全員音声を「ミュート」にしてください。レッスン中は講師以外はミュートの状態で進行します。講師以外の音声は、講師にもほかの受講者にも聞こえない状態となります。
質問がある際はミュートを解除してください。ミュート解除があり次第、講師はいったん話を止めて質問を伺います。講師はカメラ前を前後左右に移動しているため、手を挙げても講師は気づきにくい状態です。質問の際はミュートを解除してください。
2.雑音抑制(ノイズキャンセリング)機能の最小化
Zoomの初期設定では雑音抑制(ノイズキャンセリング)機能がオンになっています。この状態ではバイオリンの音はすべて「雑音」と認識するため、話し声は聞こえてもバイオリンの音は聞こえなくなります。
雑音抑制(ノイズキャンセリング)機能は完全オフにできませんが、機能を最小化することでバイオリンの音が聞こえるようになります。
レッスン受講前に必ず雑音抑制(ノイズキャンセリング)機能を最小化してください。
雑音抑制(ノイズキャンセリング)機能がオンの状態でレッスン参加された場合は、講師にバイオリンの音が聞こえません。レッスン内では最小化の方法を指導できかねますので、事前にご確認ください。
3.ユーザー名を受講者名で表示
Zoomに入室する際のユーザー名は必ず「受講者名」を表示してください。
いたずらアクセス防止のため受講者名が分からないユーザーには入室を許可しない方針です。
「iPhoneユーザー」「●●のiPad」の場合、またはどのように表示されているか分からない場合は事前にZoomにアクセスしてユーザー名の表示を変更してください。
4.Zoomに映る姿を確認
事前にZoomのテストミーティングでカメラ(PC、タブレット等、デバイス)の位置を確認してください。
とくにスマートフォンのみで受講する場合、受講者の姿がスマートフォンに近いと、Zoomには手先や腕が映らず、講師は適切な指導ができません。
Zoomに以下のすべてが映るよう、事前にデバイスの設置位置を確認ください。
- 受講者の腰骨から上
- 楽器の表面
- 弾き下ろした時の右手
レッスン中の諸注意
1.前半は座って、後半は立って受講
レッスン前半は楽器の準備を練習します。座って実践できる内容です。後半で立って弾く練習をします。
前半から立って受講していると肝心の後半で疲れて姿勢が崩れてうまく弾けないので、前半は座って受講してください。
2.大人も受講
レッスンには大人も参加していることを前提に講師は話を進めます。初回レッスンはバイオリンで曲を演奏するために大事なことを一通り練習しますが、小学生が一人で理解するのは難しい内容も含まれています。楽器を正しく扱うためにも、必ず大人が一緒に受講してください。
レッスン中「ここは大人が動かしてください」と講師か指示する場面がいくつかあります。「これくらい子どもでもできるだろう」と思うかもしれませんが、指示されたことは大人が手を動かすようお願いいたします。
初回レッスンで大人が積極的に手を動かさないと、自宅練習ではをしたらよいかわからなくなります。大人もバイオリン未経験であれば、初回レッスンでは一緒に「サポートの仕方」を練習してください。
3.カメラ(PC、タブレット等デバイス)位置を高くする
後半に立って弾く練習をしますが、このとき必ずデバイスの位置を再確認してください。
座って受講していた時のデバイスの高さは、立って弾く練習をするときには低すぎてしまいます。
デバイスの位置が低いと受講者の楽器の表面や左手がZoom画面に映らず、講師は適切な指導ができません。
レッスン後半、立ち上がって弾く練習をする際は、下記の両方を満たす高さにデバイスを位置を調整してください。
- 受講者の腰骨から上
- 楽器の表面
- 弾き下ろした時の右手
1.楽器の仕組み(宿題の答え)
2-1. 楽器の準備ー調弦
2-2. 楽器の準備ー弓と松脂
2-2. 楽器の準備ー肩当
<後半>
3.基本の持ち方
4 音を出す前の「素振り」
5.基本の弾き方
6.楽器の片づけ
持ち方を練習しておきましょう
体験会や臨時講習でバイオリンの持ち方を習ったら、初回レッスンまで少しずつ練習をしておきましょう。
持ち方が定着するまで少なくとも2~3週間かかります。毎日練習して体をバイオリンの持ち方に慣らしていくことで、徐々にバイオリンの正しい持ち方ができるようになります。
毎日ほんの数分でもやるとやらないとでは6週間後に大きな差がつきます。良い姿勢と良い持ち方がバイオリン上達の近道です。
初回レッスン後に配信されるもの
初回レッスン後、同日中(または翌日)に以下のメールが配信されます。メールと同じ情報は、下の記事内リンクからも参照できます。必要に応じてご利用ください。
- 調弦のやりかた
- 課題曲のお手本動画
1.調弦のやりかた
初回レッスンで調弦(チューニング)を練習しますが、時間が経過するとやりかたを忘れてしまうことがあります。
調弦が正しくできないと正しい曲が弾けません。やり方を忘れてしまった場合は、こちらのページを参照して練習してください。
2.課題曲のお手本動画
課題曲のお手本動画は、演奏の姿勢や弓の動きを研究する材料にしてください。
お手本奏者は正しい姿勢で演奏しています。自宅練習の様子を動画に撮って(できればお手本と同じアングルで)お手本動画と見比べてみてください。
お手本と比べて不格好に見える箇所があれば、そこが弱点・悪い癖です。弱点・悪い癖をなくして、お手本動画の弾き姿と同じになるよう、よく研究して練習してください。
上記以外にも、レッスンの進行に合わせて練習のヒント等、バイオリン関連の情報を不定期で配信しています。レッスン期間中はメール受信を適宜ご確認ください。
万一、楽器に不具合があったら
基本の扱い方(落とさない、ぶつけない、振動を与えない)を守っていれば楽器を壊してしまうリスクはとても小さいのですが、それでも何か楽器に不具合が生じた場合はレッスン事務局までご連絡ください。
不具合についてご連絡いただく際は、メールまたはLINEで不具合個所の画像を添付するようお願いいたします。最初にお送りいただく画像のみでは情報が足りない場合は、追加の画像を依頼することがありますが、その際はご協力ください。
不具合の内容・程度により、対処方法が異なります。レッスン事務局にて都度判断していますので、指示をお待ちください。
よくある不具合
- 弦が切れた
弦が切れた場合は交換してください。該当サイズ、該当線の弦を購入して自宅で交換するか、やりかたが分からない場合は楽器店にご相談ください。楽器店に相談する場合は、お使いのサイズの弦の取り扱いがあるか、事前に楽器店に確認することをお勧めします。