アンサンブル体験会

他の楽器と一緒に演奏しよう

バイオリンは一人で弾いても優雅でカッコいい楽器ですが、オーケストラやアンサンブルなど他の楽器と一緒に演奏することの多い楽器です。

他の音と合わせた時の楽しさや、弾き始めやテンポを合わせる難しさ、緊張感も含めてアンサンブル演奏の奥深さを知る機会として「アンサンブル体験会」を定期的に開催しています。

アンサンブル体験会では、1人30分の時間を設けています。30分の中で、他の音と合わせる練習をして、綺麗なアンサンブルをめざします。

時間内なら何度でも引き直しが可能です。1回弾いただけでピタッと音を合わせられる人はいませんので、何度も調整して少しずつ仕上げていきます。

完璧な演奏が求められる場ではありません。他の音と合わせる難しさも含めて、演奏の楽しさを体験してみましょう。

 

詳細

【対象】
6週間レッスン受講者(希望者)
対象者には最新の開催案内メールを配信します。

【日時】
最新の開催案内メールをご参照ください。
1人最大30分(準備・片付け含む

【会場】
最新の開催案内メールをご参照ください。
(関東近郊の高速インター近くの会場を優先)

【内容】
課題曲(「きらきら星」または「喜びの歌」)の演奏に、他の楽器が伴奏します。
<一緒に演奏する楽器(例)>
マリンバ、アルトサックス、フルート、チェロ
(過去のアンサンブル体験会の例)

【参加費】
5,480円/人
楽器の延長レンタルが必要な場合は3,080円加算

【持ち物】
楽器一式

【参加申込】
最新の開催案内メールをご参照ください。

技術よりも「音を楽しむこと」

他の音と合わせて綺麗なハーモニーを響かせるには、それぞれの楽器が同じテンポで演奏する必要があります。家で一人で練習しているときはテンポを維持しているように思えても、苦手な個所で少し遅れていたり、焦るとテンポが速くなったり、意識していなかった癖があるものです。

そのうえ初対面の演奏者と一緒に弾くとなれば、誰だって緊張します。30分の持ち時間があっても、前半は思うような演奏ができないかもしれません。

それでも、初めての環境で弾くことに慣れてくると少しずつ音が良くなり、緊張でこわばっていた顔にも笑みがこぼれます。最後まで止まらずに弾き切ったときは思わず飛び跳ねてしまうほど。一方で、思うように弾き切れなかったときは悔しさに涙がこぼれてくることも。

緊張感や音を合わせる難しさもまたアンサンブルの醍醐味です。試行錯誤しながらたどり着いた渾身のパフォーマンスは、本人にも家族にも、そして一緒に演奏する奏者にも大きな感動を与えてくれます。

アンサンブル体験会では完璧な演奏は求められていません。一緒に演奏する楽器はプロの奏者ですから、伴奏は安心して任せてください。「バイオリンやって良かった!」と思える時間を作っていきましょう。