
バイオリン練習にあると便利なスマホアプリ
- violin-project
- 上達するバイオリン練習
- 0 Comments
初心者の味方、三種のアプリ
これからバイオリンを始める人には、次の三種類のアプリをインストールしておくことをお勧めしています。
使い方を知っておいて、使わなければ削除したって構わないものです。無料のアプリなので練習に取り入れてみましょう。
1.チューナー
チューナーはバイオリンを習う際の必須アイテムです。バイオリンは1日経てば弦の音が狂ってしまう楽器。毎回、弾くたびにチューニング(調弦)を行う必要があります。チューングの際、音程を確認するために使う道具がチューナーです。
音程を確認できればいいので、チューナーの代わりにピアノ等ほかの楽器を代用することもできます。初心者の場合はチューナーを使ったほうが分かりやすいので、6週間レッスンでは最初にチューナーアプリの使い方とチューニングのやり方を練習します。
チューナーアプリは無料版だけでも様々な種類がありますが、6週間レッスンでは下のものを使って練習します。
iPhone(iOS)用
楽器チューナーLite by Piascore
Android用
Boss Tuner

iOSとAndroidとで異なるアプリを推奨しているのには理由があります。いずれも初心者に使いやすいアプリなのですが「Piascore」はiOSのみ「Boss Tuner」はAndroidのみでしか利用できないため、デバイスによって別々のアプリを推奨しています。
アプリをインストールしたら、バイオリン練習用にチューナーの設定を変更します。
【iPhone】
「440」表示の横の「+」をタップすると数字が変わります。

【Android】
画面右下の歯車マークをタップし、開いた設定画面の「基準ピッチ」の「+」をタップすると数字が変わります。


2.ピアノ
バイオリンは弦を押さえて音を変えますが、弦の押さえる位置が少しでもズレるとバイオリンの音もズレてしまいます。いま出している音が正しいかどうかを確認したいときは、ピアノアプリがあると便利です。
楽器経験が無くても、知っている曲を弾いている時の「何か曲の印象が違うな」という違和感は正しいことが多いです。知っている曲なのに違和感があるときは、弦を押さえる位置がズレて音程もズレています。
演奏している本人は指導されたとおり正しい音を出しているつもりかもしれません。6週間レッスンで使う楽器には押さえる位置に目印テープがあるので間違えるはずはないと思いがちですが、姿勢や持ち方が崩れると、いつの間にか指もテープからズレていきます。
いまバイオリンで出している音が正しい音程なのか、ピアノ(アプリ)の同じ音と聞き比べて確かめてみましょう。
音の確認はチューナーでもできますが、この場合はピアノアプリを使った方が簡単です。
ピアノアプリも無料版が多数ありますが、どれを選んだらよいか分からない場合は、下のものを使ってみてください。
iPhone(iOS)用
シンプルなピアノ
Android用
Mini Piano

3.メトロノーム
曲を弾く練習が始まったらメトロノームアプリをインストールしておくと良いでしょう。
メトロノームは、指定したテンポで拍を刻む道具です。曲を演奏していると、一定のテンポを保っているつもりでも、苦手な箇所では遅くなってしまいます。
最初からメトロノームに合わせて演奏するのは難しいのですが、曲を弾くことに慣れてきたらメトロノームに合わせる練習をしてみましょう。初めは余裕をもって弾けるテンポから、慣れてきたら少しずつ速度を上げていきます。
実際にやってみると、一定のテンポを保つ、メトロノームに合わせて弾くのは意外に難しいと分かります。どうしてもテンポに合わない箇所があったら、そこが自分の苦手ポイント。悪い癖が隠れています。姿勢・持ち方・手の形・・・基本を再確認してみましょう。
メトロノームアプリも無料版がいろいろあります。悩んだら、下のものを使ってみてください。
iPhone(iOS)用
Smart Metronome &Tuner
Android用
Metronome
