子ども用バイオリンのサイズは何種類?選び方は?
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初心者にとって弓の張り方は意外と難しいポイントです。正しい張り方を覚えないと演奏しにくかったり、弓を傷めてしまう原因にもなります。ここでは、弓の適切な張り方と注意すべきポイントを解説します。
バイオリンの弓は、弓毛と弓竿の間に適切な張りを持たせることが大切です。弓のネジを使って弓毛を張りますが、以下の手順で正しく行いましょう。
弓のねじを右(時計回り)に回すと、弓毛が徐々に張っていきます。このとき、弓竿の反りが残っていることが重要です。
弓毛と弓竿の隙間が最も狭い部分を見つけてください。最も狭い隙間が7~8ミリになるよう弓の張り具合を調整します。隙間に鉛筆を通す(と想像してください)とギリギリ擦りながら通り抜けるくらいの隙間です。鉛筆がどこにも触らず余裕で通り抜けるくらいの隙間が空いていたら、弓の毛を張りすぎた状態なので少し戻しましょう。
初心者にありがちな誤りを避けるため、悪い例も知っておきましょう。
弓を強く張りすぎると、弓竿の反りが無くなり、まっすぐになります。弓竿に過度な負担がかかり弓の破損の原因になるので、弓毛を張りすぎるのは厳禁です。
この状態で演奏しても弓のバランスが悪いので弾きにくくなります。
逆に、弓をあまり張らない場合も問題です。弓毛と弓竿の間にほとんど隙間がないと、弓がしっかりと弦に当たらず、音がかすれてしまいます。弓のバランスも悪くなり、演奏がスムーズにいかなくなるため、適度な張り具合を常に意識しましょう。
弓はバイオリンの付属品、おまけのようなイメージがありますが、弓の良し悪しが音に直接的に影響します。お値段も、弓だけで楽器本体より高額になることも珍しくありません。それくらい重要な道具なので、適切な方法で保管する必要があります。
演奏後は弓のねじを左に回し、弓毛を緩めます。弓毛を張ったままにすると、弓竿が曲がってしまったり、弓毛が切れやすくなります。特に冬の乾燥する時期は十分に弓毛を緩めましょう。
弓を張ったまましまうと、弓竿に常に負荷がかかり続けるため、曲がりやすくなります。また、湿度や温度の変化によっても弓毛が伸び縮みし、弓がさらに歪む原因になります。毎回、弓を緩めることで弓の寿命を延ばすことができます。
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